Plants Trees

*植物とのお付き合いの仕方*

ヤエヤマヒルギ


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去年のこの季節、僕は沖縄に行きました。
それはただ単純に緑が恋しくなったから。
沖縄の空港に降り立ったときの、南国特有の香りというのでしょうか。
今でも時々、風景を思い出すと鼻の奥に香ります。
そこで入った居酒屋さんで驚きのものを見つけました。

花瓶にささっていたのはなんとマングローブの種、ヤエヤマヒルギのものだったと思います。
それもしっかりと発芽しておりました。

「これね、お客さんがくれたの」

 
なんて素敵!
僕も育ててみたい!と女将さんに話してみたところ、

「多分、この育て方ではダメね。そのうち枯れてくると思うわ。」

そう聞いたとたんガッカリ。
そもそも僕の拠点は北海道です。
ここで南国のものを育てるにはハウス、もしくは冬の間暖房のきいた部屋がないととても管理は出来ません。
それに何より、僕は家を空けることが多かった。
いつか定住を決めたら必ず挑戦してみよう!と心に誓った旅でした。


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目次

 

 

ヤエヤマヒルギ
・ヒルギ科
・ヤエヤマヒルギ属
・常緑高木
・開花期 5月~7月
・樹高 8~10m
・耐寒性 弱
・耐暑性 強
・耐陰性 普
・初心者 △

育て方

 管理場所

寒いのが苦手な植物ですので、よく日の当たる場所で最低でも10℃以上ある環境管理を行います。
気温が低くなると生育も悪くなります。

 

水やり

 

水を切らさないよう土は常に湿らせます。
一般的な植物とは違い土が乾く前に水を与えても根腐れを起こしません。
真水で構わないのでたっぷりと与えるようにしましょう。 

 

僕は調べて初めて知りましたが、水耕栽培でも育つようです。
その場合、種子の長さの3分の1くらいまでを水にさします。
ヒルギ類は防腐効果のある成分を分泌するようで、水は腐りにくいとのことでした。
土の場合は観葉植物用の土や、通気性のあまり良くない泥のような土を使います。
ケト土6:赤玉土(小玉)2:鹿沼土2などコケ玉や盆栽を作るときの土の配合が参考になりそうです。
 

肥料

 

暖かくなりはじめる5月頃から緩効性の肥料を与えます。
また、まだ芽が出始めたばかりの幼い苗は、種子の栄養で育ちますので
肥料は施しません。

 

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ここが面白い!

 

身の回りにない植物(僕からしてみれば南の地域の植物)を育ててみるのって、普段観察できないぶんかなり面白いと思います。
そのうえ水耕栽培で発芽してくれる植物は意外と沢山あります。
一番身近なものではアボカドでしょうか。
アボカドも水に少し浸しておけば可愛らしい芽を出してくれますよね。
沖縄で拾ったサキシマスオウノキも北海道で発芽させました。
こちらも大きくなるにはかなりの年月が必要ですが、南の方へ思いを馳せながら育てることに僕はロマンを感じます。
マングローブの幼苗のころなんて、見たことがない方も多いのではないでしょうか。
自分で環境の工夫をしながら育てることが一番の楽しみかと思います。

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まとめ

  •  できるだけ暖かい環境で育てること。
  • 土は乾かさず、湿らせた状態を保つ。また真水での水耕栽培も可能!
  • 成長期には緩効性肥料を施すとよし。
  • 手軽に手に入る変わった植物もたくさんあります。ぜひ挑戦を!

 どこか旅へ出かけた際には、自分へのお土産として植物を持ち帰ることもしばしば。
家でその植物を眺めているとその土地の匂いや風景までも思い出します。
植物が紡いでくれる僕の記憶。
まぁ洒落た話もありませんが、それでも思い出は時として僕を励ましてくれます。